通信制高校とサポート校の違いは何ですか?
通信制高校は、学校教育法という法律により「高等学校」と定められており、レポート、スクーリング、テストなど一定の条件を満たすことで高校卒業資格を取得できる学校です。
通信制サポート校とは、通信制高校を3年間で卒業できるよう、単位修得のサポートをしたり、学校生活を提供したりする民間の教育機関のことをいいます。
東京文理学院は、さまざまな理由で 高校進学への道を閉ざされた子どもたちに、安心できる学校生活の場を提供する目的で開校されたサポート校です。
5階建ての校舎があり、制服、校則があるので落ち着いた校風です。「安心」と感じられる環境の中で全日制高校と同じような生活を送ることができます。
今までずっと休みがちでした。もし、毎日行かれなくなってしまっても3年間で卒業できますか?
高卒の資格は通信制を利用して単位を修得していくので本校の出席率は直接影響がなく、留年もありません。もし、休みがちになってしまっても担任が小まめに電話やメールで連絡を入れ、時には家庭訪問もしますので大丈夫です。
毎日朝から登校することができるか心配です。
始業時間は9時30分なので交通ラッシュの時間をずらして通学ができます。
また、起立性調節障害等に悩んでいる方は、その時々の体調や状態に合わせて登校日数や時間等のハードルを担任と相談しながら設定できるので心配いりません。
中学時代なかなか友達ができなくて、学校にもなじめませんでした。楽しく通学できるか心配です。
心配ありません。特に午後の選択科目の時間が皆さんの大切な居場所となっています。
また様々な学校行事や部活動、委員会活動等を通し、自然に友達や先生たちと気軽に話せるようになります。
とにかく勉強が苦手なのですが、ついてゆけるか心配です。
完全習熟度別クラスで、一人ひとりに合った学習ができます。
小・中学校レベルから大学受験レベルまで幅広く、特に英語と数学は常に自分に合ったクラスで学習できるので安心です。
軽度の発達障がいがあるのですが入学は可能ですか?
問題ありません。LD、ADHD、読み書き障がい、自閉症スペクトラムなど、軽度ですが実に様々な特性を持つ生徒さんたちも入学しています。
教員は全員定期的に様々な研修を受け、適切な対応に努めておりますので先ずはご相談ください。
今まで少人数のクラスだったので多人数の教室に入るのが不安なのですが…
入学後、少し様子をみてやはり教室に入るのが落ち着かないようでしたら適応指導教室を利用して、しばらく登校練習をすることができます。
そして登校や教室に入る自信がついて来たところで、少しずつまた教室に入る練習をしていきます。
大学進学のために入試科目を中心に学習したいのですが、そんなことは可能ですか?
可能です。2年生からは大学進学を目指して、進学クラスが設置されています。
文系と理系それぞれに分かれて、教科を絞って集中して学習することができます。
いじめなど人間関係は大丈夫ですか?
わたしたちは本気で向き合います
生徒たちの入学後の最も大きな不安の一つが人間関係です。
いじめを受けた経験を持った生徒の割合も一般の高校と比較すると多いことでしょう。
日常生活の中のちょっとした辛らつな言葉も先生たちは聞き逃さず、注意をします。
また、生徒たちも早い段階で先生たちに相談をする校風ができあがっているので本当にこじれる前に解決の糸口をつかむことができます。
さらに、本学院はサポート校としては生徒数が多いので、同じような経験をもつ、多くの生徒の中から本当に良い友人を時間をかけて作っていくことが期待できます。
まずは、学校で、授業や選択授業、クラブや委員会活動などをできるだけ経験することが大切です。
その中で日常的な人間関係が自然とできていきます。「友人を作らなければ」とあせってはいけませんと、東京文理学院では生徒に話しています。
万が一うまくいかないようなことがあっても、必ず担任の先生がフォローに入ります。
東京文理学院は本気で生徒間の良好な人間関係の構築に取り組んでいます。
こころの状態や体調に配慮してもらえますか?
スクールカウンセラーも全面的にバックアップ
東京文理学院には相談室があり、5名のカウンセラーが日替わりで勤務しています。
相談室は皆さんがいろいろなことに悩んだり困ったりしたときに、お話を聴いてどうしたらいいか一緒に考えるところです。
また、精神的に不安定な状態になり、心療内科や精神科を受診した経験のある生徒もおります。
場合によっては、生徒が通っている医療機関やカウンセラーと本校職員で面談して指導方針を決めることもあります。
一般高校からの転校はできますか?
出席が0日でも、単位数0でも、できます
本学院は毎年転校生を多く受け入れています。
転校の理由は、学校が荒れていてイヤだ、イジメを受けた、勉強についていけない、友人関係のもつれ、友人ができない、病気で出席日数が足りなくなった、など様々です。
卒業後の進路が知りたいです。
多くの生徒が大学や専門学校へ入学しています。
学校推薦型選抜や総合型選抜においては、担任が熱心に面接指導を行っています。
さらに、職業訓練校進学や、就職についても実績があります。
各校及びハローワークなどとも密接な連携をとっています。
本学院では、学校生活を通じて社会性を身につけ、基礎及び受験レベルの学力をつけて、最終目標は進路の決定と、進路先でしっかりやっていけるメンタルの強さの育成をしていきます。
卒業後についても継続したアフターケアを続けて行きますので、進路先で万一心配事が起きても安心です。
毎日誰かしら卒業生が顔を出してくれる学校です。
卒業生本人だけでなく、保護者の皆様からの相談も承っています。
校則はありますか?
制服があり、校則があります。頭髪・服装の指導はもちろん、人間関係についての注意も行います。
1クラスは何人になりますか?
1クラスは30人程度です。東京文理学院には中学時代に不登校で、適応指導教室などで過ごした生徒は大勢います。
しかし、環境を整えることによって30人での学校生活も可能になります。
卒業後社会で生きていくために、同年代の子どもたちの中で様々な経験をしていくことが青年期には必要と考えています。
高校の出席日数が足りません。留年することになりそうです。転校できますか?
現在の高校の退学届を出す前にまずご相談ください。
その場合ですと留年しないで転校できます。
2年生や3年生の場合ですと1年次の単位を生かすことができます。
転校してくる生徒の半数近くが出席日数を満たしていません。
できるだけお早めにご相談ください。
不登校の状態が長ければ長いほど、生活のリズムは崩れがちですし、ご本人も親御さんも精神的におつらいでしょう。
ケアが早ければ早いほど東京文理学院に転校いただいてからのペースもつかみやすいと思います。
地方からの転校を考えていますが、首都圏に親戚などはいません。
一人暮らしをして通わなくてはならないですか?
遠方からの入学希望者のための提携学生寮をご案内しております。
東京文理学院の提携学生寮は、親元を離れて学ぶ学生の皆さんが、家庭的な雰囲気の中で落ち着いて生活できるよう、設備・環境・経済性・交通の便等を考慮しご案内しております。
また、管理面においても寮長夫妻が常駐しておりますのでご家族の方々にも安心していただけることと思います。
在校生の出身校はどのようなところですか?
首都圏公立の中学校はもちろんのこと、私立の中高一貫校、国公立の一貫校などさまざまな学校から入学しています。
通常学級だけでなく、特別支援学級や特別支援校に籍を置いていた生徒も少なからずいます。
また、近年は特に首都圏だけではなく、学生寮を利用しての首都圏外からの入学、海外からも入学した前例があります。
遠いところでは群馬や茨城、小田原からも通学していた生徒もいます。
お昼ご飯はどうしていますか?
基本的にはお弁当となりますが、登校前ならコンビニなどで昼食を購入して来ても大丈夫です。
アルバイトはできますか?
できます。学校生活に支障がないということを前提に、許可制としています。